Q:14年前のパソコンって使えるの?
A:使えます
Q:ネットはできるの?
A:できます
Q:光ファイバにつながらないのでは?
A:つながります
Q:ホームページは作成できるの?
A:できます。得意分野です。
Q:ホームページの更新は?
A:もちろん、できます
Q:写真のスライドショーは?
A:作成できます。得意分野です。
Q:最新版のフラッシュに対応できないのでは?
A:できます。まったく問題ありません。
Q:メールは?
A:もちろん送受信できます
Q:セキュリティは?
A:personal firewall が入るので安心です
Q:起動時間が遅いのでは?
A:最新版 WindowsVista よりも速いかも
Q:動作が遅いのでは?
A:速いとは言えませんが十分な速度です
Q:USB port はありますか
A:ありません・・(^^;
Q:デジカメからの写真の取り込みは?
A:できます(カードアダプタを利用します)
Q:画像の一覧表示は?
A:できます ApViewer を利用します
Q:画像の縮小は?
A:時間はかかりますが、できます
Q:IE6 sp1, IE7 は入りますか?
A:入りません・・(もともと不要でしょ)
Q:Firefox 3 は入りますか?
A:残念ながら入りません
Q:Excel2003 は入りますか
A:入りませんが、表の作成でしたら Cassava が便利
です。
Q:英和和英辞典は入りますか
A:もちろん入ります
Q:分厚いノートパソコンなのでは?
A:いいえ。厚さ:16mm です(キーボードの部分)
Q:大きいのでは?
A:縦:20.3 cm 横:27.8 cm でコンパクトです。
*
さすがに14年前のパソコンともなると、みんな見向
きもしなくなる。
しかしまだまだ使えるどころか、メリット(長所)さ
へあることをここに記録しておきたい。2009年7月
時点で1995年のマシンが快適に動作していることの
記録を。
<ホームページの作成>
ひとことで言って「快適そのもの」である。
いまこの古いマシンでキーボードを打っている。
ソフト:MKEditor(エディター)
つまり、メモ帳と同じ種類のソフト
html を使っている。
html はわかりやすいので好きだ。
誰にでもわかる言語は助かる。
ホームページビルダーは、ボクには難しかった。
なにしろ「タグ」がくずれるので手を焼く・・
( Windows95 でホームページを作成する場合の注意点
)(^^;
・すべてのファイルをロングファイルネーム、すなわち
9文字以上にすること。こうしておかないと、ファイル
を保存する際、勝手に先頭の文字が大文字になってしま
い ftp でUPしてもファイルとファイルのリンクがで
きない・・これだけは守ってください。
9文字以上にしておけば、Windows2000/XP からファイ
ルのコピーをしても勝手に大文字になるなどのトラブル
はなくなります。
# むかしは、一生懸命、8文字以内に収めたもんだった
が・・(^^; HP 200LX の時代・・(いまでも 200LX は
現役です)
<スライドショー>
最新版フラッシュによる写真のスライドショー。
これも MKEditor でかんたん!に作成できる。
下記はこの14年前のマシンで作成したスライドショ
ーです。
http://badi5.web.fc2.com/short_essay75/ayurvedic_090625.html
<ホームページの公開>
ftp でUP。これも快適そのもの。
ソフト:AutoFTP
このソフトはなにしろ軽い。
また FFFTP のようにいちいち WEB SERVER と交信し
ないので、パソコンにも負担がかからないし、時間も節
約できる。
AutoFTP の場合、起動した瞬間に自分が更新したファ
イルだけが表示されるので、あとは「スタート」ボタン
を押すだけ。(^^ (注意点:MKEditor で編集した
html ファイルは閉じてからUPしてください)
AutoFTP は誰でも使えるソフト。
Vector によると最近の人気ソフトになっている。
次はメリット(長所)編です。
<キーボード>
名門 DEC(digital)
この digital HiNote Ultra CT475 は「ウルトラ」(
超)キーボードが打ちやすい。まったくストレスがなく、
いつまでも打っていられる。
<ファン・レス>
内部ファンがないので静か・・
静かだと集中できる。
( CPU:75MHz なので、それほど過熱しない)
(従って、ファンなし、の設計となっている)
<HDの信頼性が高い>
なにしろ14年間、使い続けても壊れないのだから。
論より証拠。
いまどきのパソコンのHDは二年持たないものも多い。
それに比べれば7倍の寿命。
HDにはOSもデータも入っているんだから、容量が
大きいことよりも信頼性が大事。なのにいまどきのメー
カーは大容量化に走っているように見受けられる・・
40GB までは好きだが、それ以上は寿命が短い氣がし
ます。
*
<内部電池>
すでに内部電池(時計用リチウム電池)が切れている
が、電源投入後、一度、BIOS を起動するだけで、
Windows が起動してくれる。その後、MS-DOS から
date, time を合わせるだけでOK。DOS も結構楽しい。
バッテリーも当然死んでいるがACアダプターから電
源をとっているので問題なし。
<写真の取り込み>
カードアダプタを使います。
まったく問題ありません。
PCMCIA port は二ヶ所あるので重宝しています。
<画像の縮小>
縮小専用。を使います。
デジカメはいつものコニカミノルタA200
設定は 1600 x 1200
VGA(640 x 480)でもいいと思います。
一枚あたり45秒かかります。
いまどきのパソコンの CPU のすごさが実感できます。
<Firefox>
Firefox は入らないので、サイトを見るときは別のパ
ソコンで見ることにしています。
次は、いまになってわかるメリット編です。
キーボードのタッチ(感触)がサイコー!
なのはいいとして、
様々なサイトが見れない(笑)ので、文章作成に集中
できることを発見しました。
ファイル・コピーも DOS の方が速い場合も多く、その
他のコマンドも思い出しました。
(AutoFTP で転送できない場合、winipcfg と打ってか
ら転送すると、たいてい転送成功、します)
Windows95: winipcfg
Windows2000: ipconfig
Linux: ifconfig
動作がやや遅いマシンなので、すべてにおいてていね
いな操作に、自然になります。
なんだかいいことづくめです。
セキュリティはルータがあり、Outpost firewall が
あるので万全でしょう。また、サイトを見ないのでトロ
イの木馬などにやられる心配もありませんね。
<スペック>
CPU: 75MHz
RAM: 24MB
HD: 500MB
Compact Flash: 512MB
いまや恐竜時代のようなスペックですが、こうして現
に動作している・・なかなか感動的ですし可愛いです。
HDの容量と backup 用メモリの容量が同じです。
ここでも時代を感じます。
<まとめ>
1999年以降に製造されたパソコンなら問題なく使
えるので、捨てないでくださいね。電源さへ入ればだい
たい修理可能です。生まれ変わります。
1998年製造でも、まぁ、なんとか大丈夫です。
機種によります。
1997年製造ですと、ちょっと考えてしまいます。
(最近のサイトはとにかく重いページが多いので)
1996年製造ですと、骨董品扱いかな。
1995年製造でも、このパソコンのようにホームペ
ージの更新や英和辞典など、用途を絞れば快適に使えま
す。
1994年以前の製造ですと、ほんとーの骨董品なの
であと数年で価値が出てくるでしょう〜
それではあなたの快適なネット・ライフを願って。
ふじかわ おさむ at 和歌山市
Top Page