<2010. 7. 27-28 和歌山〜鹿児島〜屋久島>

last update 29.July.2010





 7月27日(火)〜 28日(水)

 日曜日に放映された情熱大陸で「この歌手はいいな」と思い、
 月曜日に「トイレの神様」を youtube で観て、不覚にも涙が・・

 火曜日はいよいよ出発の日。
 今回は祐也とボクの二人旅。

 和歌山よりJRで伊丹へ。
 バスで伊丹空港へ。

 ANAで鹿児島へ飛んだ。一時間のフライト。
 バスで鹿児島中央駅に到着。40分。

 鹿児島中央駅西口から徒歩二分の宿「リトルアジア」へ。
 ここは一泊二千円。二人で四千円の格安宿。
(ネットで検索して発見した)
 部屋は清潔感もあり、ネットも無料。外国人も多い。

 荷物を置いて、街を歩き出す。
 偶然、自然食品店を発見。地球畑 西田店。
 夕食にモロヘイヤ、きゅうり、揚げ、納豆、ところてん、エチゴビー
ル、明日の朝食用のバナナ、そして祐也のために黒ごまアイスとカフェ
オレを購入。
 半額の商品を含んでいたものの、これだけ買って2048円は安い。
 リトルアジアへ持ち帰って、夕食。

 その後、せっかくなのでイモ焼酎を飲みに行くことに。
 ガイドブックで調べておいた「焼酎庵」へ。

 おとうしはサツマイモを甘く煮たものと大豆とこんにゃくとにんじん
の煮物、どちらも砂糖が入っていてあまり食べられなかったが、イモ焼
酎のお湯割りはおいしかったのでよしとしよう。ここには焼酎が百種類
以上もある。しかしいつから日本人は和食に白砂糖を入れるようになっ
てしまったのか、まことに残念である。

 小雨の中、宿に戻り、21:30に就寝。

 二人とも眠りが薄かったものの4:45に起床。
 かんたんに荷物をまとめて、ボクは駅までタクシーをつかまえに。
 いったん荷物を引き取りに宿に立ち寄り、港へ向かう。
 6:15 フェリー(屋久島丸)乗り場に到着。
 7:00 屋久島へ向けて、鹿児島を出港。

 11:20 屋久島 宮之浦港に到着。

 少し待っていたら七里淳子さんがクルマで迎えにきてくれた。
 クルマの中で太音(たお)くんのやんちゃぶりを伺い知る。

「かめんこ留学制度」はおもしろい。
 一年単位で都会の小中学生を屋久島の小中学校で預かってくれる制度。
 ちゃんと里親もいる。すばらしい。

 20分後、七里さん宅に到着。永田小学校の目の前だ。

 そして cafe OHANA へ。
 もう子供だらけだ。
 一年生、三年生、四年生、五年生、六年生が一名ずつ、子供の遊びは
やや過激だが、盛り上がっている様子。

 くみちゃん(お母様)が、黒米入りおにぎり、そうめん(しょうが付
き)、さば焼き、切干大根、を用意してくれた。ありがとう。

 ところで昨日から永田では雨と強風で、七里さんのお米のはさも倒れ
てしまった。そこで♪倒れてしまったはさを立て直し、お米を干すこと
に。(七里謙一郎(だんな)さんは郵便局の配達員なので昼間は不在)
初日から労働させてもらえることに感謝。田んぼに降り立ったメンバー
は、大人はボク一人で、祐也(五年生)と太音くん(一年生)。

 三本の木をななめに田んぼに差し込んで立て、次に竹を置き、そこに
稲をかけていく作業。けっこうたいへん。でも三畝ほどなので、一時間
ほどで終了。祐也もできばえに納得し「きれいにできた」と笑顔。

 徒歩で七里家に戻ってしばらくすると謙一郎さんが帰宅した。
 太音くんが「ただいま」と言う。(ほんまはお帰り、だ)
 ご主人が「おかえり」と言う。(笑)
 ボクがまねして「ただいま!」と言ったら、再びご主人が「おかえり」
と言ってくれた。(笑)

 今日はライブ♪ at Cafe OHANA

 LITTLE TEMPO のたけしこうじ。
 スティールパンとギター。

 ライブの最後にはジャンベも数台登場し、同年代のお客さん、やや若
いお客さん、永田の住民、旅人・・いろいろ入り混じっての愉快なライ
ブとなった。

 ライブ前、一品持ち寄りで、とびうおのすり身が入ったさつま揚げや
大きな鹿肉のステーキ、にんにくのきいたパスタや、おにぎりなども振
舞われ、持ち込んだ三岳(イモ焼酎)も麦茶割りにしてゆっくり楽しん
だ。

 ライブ前(ライブ中も)またしても強風と雨。七里さんが田んぼを見
に行くと「はさ」はひとつを残してすべて倒れていたそう。あぁ・・あ
んなにがんばって立て直したのに。屋久島の山から吹いてくる風。屋久
島の荒々しい雨風。おそるべし・・

 ふじかわ おさむ at 永田 in 屋久島



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