<こんなに味のあるドライブは初めてだった!>

last update 3.January.2008

 12月22日(月)〜23(火)

 さぁ、いよいよ、和歌山から東京へ出発!

 今回はなるべく高速道路を使わないことに決めていた。
 結果として、これは正解!だった。
 なぜなら、高速道路を利用したときよりも疲労感が少なかったから。
 自分でも信じられなかった。

 実際、知多半島の最南端にある有機農家「とりのさと農園」を午前
11:00頃出発してから、11時間で東京の吉祥寺に到着した。

 途中から海沿いの国道1号線を選んだところ、国道1号線はまるで高
速道路のように整備されていて、時速 70km 〜 80km で走り続けること
ができた。バイパスも何本もあり快適そのもの〜♪

 静岡の掛川の道の駅で休憩をとったあと、なおこが東京まで運転して
くれた。長距離ドライブは、特にアクセルを踏む右足が疲れるので、運
転手が二人いるのはとても心強い。

 高速道路というのは景色が単調だ。もちろん、景色は見えるが、スピ
ードが速いのでゆっくり見ることはできない。視界のほとんどは単調な
道路。しかも時速 100km 〜 120km で走り続けなければならず、せっつ
かれた感じが常につきまとう。

 一方、高速道路ではなく、一般道の方はずっと楽しい。なんと言って
も様々な街並みを見ることができるから。大きな街が近づけばクルマの
数が増え、街を過ぎれば、クルマの数は減る。国道1号線やバイパスに
はほとんど信号がない区間もあり、本当に快適にドライブできる。

 しかも、高速料金がかからない。ガソリン代だけだ。これは大きい。
お財布にやさしく、身体疲労も少ないとなれば、メリットが大きい。

 高速道路を利用せず、一般道を走る。これはすべてのみなさまにお勧
めできる。

 東京時代に乗っていたプジョー205。これはいまでも思い出のクル
マだ。とにかくよく走った。高速道路の長〜い上り坂もアクセルをやや
踏み込んでやれば、ボクの意思通りにグングン加速していった。こうい
うパワーのあるいいクルマに乗っているうちは、一般道で東京〜和歌山
間を往復しようという発想はなかった。

 ところが現在の愛車デミオはややパワー不足だ。もちろん時速120km 
程度であれば問題ないがプジョーのようにツーーーッと安定して走る感
じはない。しかし、こういうアンダー・パワーなクルマに乗ると、発想
もスローな方向へ導かれるようだ。

 特筆すべきはデミオのシートで、14時間、座っていてもまったく腰
が痛くならなかった。もしかしたらプジョー205のシートよりもいい
んじゃないか。本当にマツダという会社はクルマづくりというものがよ
くわかっている。

 そもそも、先日南仏から来日したヨハンとララは、3,000円の中古自
転車で東京を目指した。冬なのに小さなテントと寝袋を自転車にくくり
つけて・・そんな彼らの行動に刺激されないほどボクらは鈍感ではない。

 和歌山から東京までのガソリン代は、5,500 円。これで荷物満載で三
人で移動できるのだから、もっとも安くて快適な移動手段と言えるだろ
う。クルマ・ファンが減らないのも納得できる。

 もちろん、カーナビはない。
 二人で地図を見ながら、行くのって楽しい。

1.とりのさと農園にて(南知多)
2.道の駅 掛川(静岡県)
3.道の駅 掛川(静岡県)の夕日


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