<2010. 4. 5-8 ヴィエンチャン(ラオス)Vientiane in Laos 〜 和歌山>

last update 10.April.2010





1〜2.Mali Namphu Guest House の中庭
3.Mali Namphu Guest House の朝食
4〜6.とこや (Beauty Salon)(美容院)
7.クアラルンプール空港(2F)の FOOD COURT
8〜10.北京空港
11.JRで和歌山駅へ(女性の運転手さん)


 4月5日(月)

 朝、ゆっくりできる中庭がある宿はやはりいいもんだ。

*

 午後、ゆうや&おさむはとこや (Beauty Salon) へ

 店に入る。

 "Can you speak English?"(あなたは英語を話せますか)とボク。

 店の女性、首を横にふる。

 すると、ちょうどカットが終わったカップル(欧米人&ラオ女性)の
ラオ女性が助けてくれた。"May I help you?"

 ボクは「シャンプーがきらいなので、シャンプーなしで髪を洗ってほ
しい。そしてカットしてほしい。ゆうやの髪も同様にしてほしい」と英
語で伝える。

 すると、きれいにラオ語へ翻訳してくれた。

 助かった。

 異国の美容院(サロン)(とこや)は楽しい。

 無言のコミュニケーション。

 髪もばっさり。

 ついでにひげもそろえてもらった。

 ありがとう。

*

 夜はもちろん、TAJ MAHAL の curry.

*

 英語で Laos という国のことを「ラオス」とは言わない。
 「ラオ」という。

 ラオス人のことも「ラオ」という。
 もしくは、Lao People.

*

 4月6日(火)

 今日はラオスの最終日。 

 おととい、Air Asia からメールを受信した。
 いわく、離陸時刻を7時間、遅らせて頂きたいとのこと。

 ラッキー!(一番よろこんだのはもちろんなおこだ)
 早起きしてバタバタと出発しなくてもよいからだ。

 で、ラオス最終日はゆったりと過ごすことになった。

*

 中庭で朝食。
 なおこ&ゆうやはスイカ、メロン少々とバケット。
 おさむはバナナのみ。

 その後、おさむはインターネットのお店へ

 ここはヴィエンチャン最速だろう。(日本に比較すれば遅いが)
 場所はタジマハール(TAJ MAHAL)を出て右。
 10m行ったら右。
 10m行ったら右にある店。

 この店のとなりが昨日ゆうやとおさむが髪を切ってもらったサロン。
 ここもおすすめだ。一人330円。二人で550円。(子供料金が
220円なので)

 宿に戻り、

 荷づくり。
 シャワー。
(なにしろこれから48時間以上シャワーを浴びられないのだから)

 checkout. 5400円(二泊、三人分)
(荷物は預かっておいて頂く)

 ピンポンマーケットでマルベリー・ヨーグルト。(ゆうや)


(昼食)

 最終日も、タジマハール(TAJ MAHAL)へ

 ブロッコリーとキャベツとポテトのカレーx2
 ナンx1
 ライスx1

 なおこはカノムサン(カノムチャン)など、スィーツのつくり方を見
に行った。
 暑い中、すべて炭で調理。
 台所はすすだらけ。
 すばらしい。

 おさむ&ゆうやは半袖シャツを買いに。
 オーガニックコットン&草木染め。
 茶色のシャツ。

 タジマハール(TAJ MAHAL)で待ち合わせ。

 なおこはナンを注文したことがなかったので注文。
 それとマサラティ。
 おさむもマサラティを。
「ポーサイナムタン」(砂糖なしで)

 ライス(白米)を5パック、take out.

 宿に戻り、荷物をタクシーに積み込む。
 10分ほどでヴィエンチャン空港に到着。
 7ドル(630円)支払う。
(相場を知っているから「いくら?」と聞かないで支払った)

 Air Asia - checkin.

 一時間後、タラップをトコトコ上がって飛行機に乗り込む。

 ラオス・ヴィエンチャン空港を離陸。

「さようなら、ラオス。ありがとう、ラオス」

 Air Asia 機内、寒〜い。

 真冬の格好(笑)のボクですら寒い。

 Air Asia にはブランケット(毛布)の貸し出しはない。

 ゆうやも寒そう。
 なおこは途中でカーディガンを着る。
(寒いんだったらもっと早めに言ってね)

 持ち込んだ「ごはん」を食べる。
 おいしい。
 アツアツではないがほんのりあたたかく、またエネルギーのあるもの
を食べればからだはあたたまる。このごはんのおかげで風邪をひかずに
済んだのだろう。ありがとう、なおこ。

 2時間半後、クアラルンプール(LCCT空港)に到着。

 入国手続きの建物まで、外を歩く。
 遠い〜
 しかも暑い国で真冬の格好で荷物を三つもっているおさむ。
 汗がふき出す。

 マレーシアに入国。

 空港の建物を出てクアラルンプール空港行きのバスに乗る。
 一人75円、車内で現金を支払う。

 20分後、クアラルンプール空港に到着。

 日付が変わって、4月7日(水)

 出発ロビーで長いすを三人分確保。

 寝る。

 が、周囲の声がうるさくて眠れない。

 ボクは二時間耐えたが、だめ。

 もう少し、ヒソヒソ声で会話できないもんかなぁ〜
(もう1時20分だよ)

 でもこれは国民性かな、と思ってあきらめる。

 夜中の3時過ぎ、やっと空港内が静かになったので、少しだけ眠った。
(3:50発が最終)

 5時30分、目が覚める。

 ねむい。

 けど、なんとなく起きる。

 ねむすぎて、ねてしまう。

 8時、起きる。まだねむい。けど起きる。

 ラオスで買ってきたライ麦パンを少しだけ食べる。
 おいしい。

 今日は23:40まで時間をつぶす日。(笑)

 10:00 空港がにぎわってくる。
 空気がわるい。ウィルスをのどと肺が感じる。

 階下、3階によさそうなカフェを発見。
 カモマイル・ティーが120円。
 お〜、ありがたい。

 本を読む。うとうと。本を読む。うとうと。
 のくりかえし。

*

 この本、おすすめ!

 最後まで読んだら感動します!

 流域でとらえる、というお話。

 デコボコな土を踏むこと。

 子供は川や山で遊んでいるのが一番ね

「環境を知るとはどういうことか」 (PHPサイエンス・ワールド新書) 
 養老 孟司、岸 由二 (著)

 岸さん、えらいな。

*

 11:30 再びパン
 ラオスのバントンのバケット&セサミ・バケット。
 おいしい。

 空港内でホール・グレインのパンが売られていたので購入。
 これもまぁまぁおいしい。
 砂糖はゼロ。

 本を読む。うとうと。空港内を散歩。
 本を読む。うとうと。空港内を散歩。
 のくりかえし。

 17:30 フード・コートへ
 ここはよかった。
 ゆうやはパイナップル・ジュース、絞りたて。

 となりの店で、
 ココナッツ・カレー
 スパイシー・ポテト
 ライス
 どれも45円
 三人で360円分食べた。
 おいしい。

 なおこはバナナとタピオカのデザート。

 あれ、歯が痛くなってきたな〜
 う〜ん、ココナッツ・カレーに砂糖が入っていたな〜
 まぁ、仕方ない。

 出発ロビーの電光掲示板を見たら、
 出発は40分遅れ、とのこと。
 0:20発

 マレーシア出国手続きをして、搭乗待ち〜

 う〜ん、長い一日だ。

 搭乗口まで行って、三人とも寝て待つ。

 日付が変わって、4月8日(木)

 半分寝ぼけた頭に「ベイジン!、ベイジン!」という声が聞こえる。

 (ベイジンは「北京」という意味)

 おー、起きなきゃ。
 なおこを起こす。
 ゆうやをたたき起こす。
 ゆうやはここがどこで何時かわからない様子。(笑)

 再び荷物チェック。

 ここで、なおこ&おさむの大きなバック・パック(リュック)が長さ
制限にひっかかってしまった。

 係の男性「長すぎるので機内への持ち込みはできません」
 おさむ「えーっ、だってさっきの checkin counter では OK だったぜ」
 係の男性「でも、だめです」
 おさむ「だって、カギがないもーん」
 係の男性「なにか大切なものは入っていますか」
 おさむ「服」
 係の男性「服?」
 おさむ「服」

 おさむ「checkin counter で言ってくれれば荷物をラップできたけど・・」
 係の男性「ここではラップできません」
 おさむ「あなたのことは信用するが、荷物係は信用できないんだ。だ
って、いままでボクは何度も荷物を開けられて中身を失ったから」

 しばし、にらみあい。

 係の男性「わかりました。では試しに持ち込んでみてください。搭乗
員がNOと言ったらあきらめてください」
 おさむ「はい」

 で、持ち込んだら、すんなりOK。
 搭乗員(スチュワーデス)はNOとは言わない。

 機内食(ベジ・ミール)は丁重にお断りした。
 材料も氣になるし、夜中の二時には食べられない。

 なぜか、一人の中国人スチュワーデスはやさしかった。
「着陸前だったらいつでも機内食を持ってくるので言ってね」
「ありがとう」とボク。

 中国のビールを飲んで、眠る。
(中国語で、麦芽・ホップ・米・水と記載。まともなビールだ)

 せまい機内のいすだが、あまりにも眠いので眠れてしまう。
 寝不足も役に立つ。

〜 考えてみれば、すべてが味方についてくれたような旅だった 〜

 6:00 北京に到着。

 国際線乗り換えの長い列。

 あと一時間45分しかないのに・・
 対応が遅い中国。

 パスポートに印を押してもらって、
 次は荷物チェック。

 小さいリュックに入っていたペットボトルは問答無用、
 いきなり捨てられた。
 対応が雑な中国人。

 頭にきたのでパスポートとボーディングパスは、やや乱暴に受け取る。
 敵意を見せるボク。(いかんね)
 敵意も伝わった。
 にらまれた。
 にらみ返す。氣迫だ。

 そこから歩く、歩く。

 北京の空港。きれいだけど大き〜い。遠い〜

 ようやく搭乗口に到着。
 もう最終時間だとさ。

 三人分のパスポートとボーディングパスを渡す。
 ものすごく乱雑に返却された。

 おまえら中国人の手際がわるいから搭乗がぎりぎりになったんだぜ。
(まぁ、だまっておいた)

 飛行機に乗り込む。

 荷物を載せるスペースがほとんどない。
 えらい後方にスペースを見つけて収納。

 席につく。

 しかし、機内放送が入る。
 離陸は30分遅れ。
 滑走路が混み合っているのだ。

 仏教の本を読む。

 そして離陸。

 機内食はベジだが、薬くさくて食べられない。
(もともと期待ゼロなのでいいのだが、)

 二時間後、関西空港に到着。

 ソフト・ランディング。
 逆噴射。
 とてもスムーズだ。

 日本への入国手続き。
 これもスムーズ。

 JRで帰ることに。

 日根野で乗り換え。

*

 なんと女性の運転手。

 初々しい、ていねいな運転。

 最後にまたいいものを見せてもらった。

 初心忘るべからず、だ。

 ありがとう。

 ふじかわ おさむ at Wakayama



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